感情の波が激しい病気です|双方の病魔が迫る!それぞれを撃退しよう|躁とうつが現れる特徴

双方の病魔が迫る!それぞれを撃退しよう|躁とうつが現れる特徴

女性看護師

感情の波が激しい病気です

病院

気が付きにくい病気です

若年層を中心に極度のストレスが長期間続くことで、抑うつ症状と躁の状態が交互に現れる躁うつ病を引き起こします。抑うつ状態のみ発症する単極性気分障害では中高年を中心に、躁うつ病よりもかなり多くの人が発症しています。特に、女性は男性の二倍ほどの発症率で、更年期の月経不順や閉経など、女性ホルモンのバランスの崩れが影響を与えていることがあります。これに対し、躁うつ病は双極性気分障害とも呼ばれ、男女の差がなく発症します。そして、20代から30代を中心にまだ体力もあるため、妄想や幻覚を伴った精神病症状を伴うと、拘束しなければならないほど歯止めが効かなくなります。早期に病院で治療できればよいのですが、躁の状態があまりにも元気なイメージがあり、家族もまさか躁うつ病だとは気が付かなかったと感じる場合が多くあります。また、軽度の場合は生活に支障もなく、躁の時には気分が高くモチベーションが向上しますが、落ち着きがなく集中力が無くなります。時には感情的に怒り出すこともあり、機嫌が悪いのかなと感じる程度の症状です。進行していくと、判断力が欠如するほど異様に気分が盛り上がり、寝なくても疲労感が無くなったり、歯止めが効かずに買い物をしたりギャンブルにのめり込む状況になります。

気分の波を鎮めていきます

躁うつ病を疑い病院を受診する際には、家族を同伴すると今後の治療方針を共有することができます。うつ病を患った家族がいる場合には強く励ましたり、気持ちを分かったふりをして話をすると自責の念が強まり、状況によっては自殺願望を持つ場合があります。家族のサポートはとても大切ですが、治療の最中には病院の指示に従い対応をするとよいでしょう。病院では薬物療法と共に臨床心理士と共にカウンセリングを受けます。薬物療法は抗精神病薬や気分安定剤を使用し、躁とうつの波に振り回されないようにします。重度になるほどに躁とうつの波が大きく、サイクルも短くなります。特に十分な休息が必要なため、睡眠薬を併用して心も体も充分に休ませる必要があります。また、抑うつ症状を発症している際には、カウンセリングによって凝り固まったネガティブな思考からより柔軟な思考を取り戻します。うつ症状が起きると大したことでもないのに最悪の状況を考慮したり、どうせうまくいかないと自分や周囲に当たる場合があります。これらはすべて脳内の感情をコントロールしている神経伝達物質のバランスが崩れていて、上手に対応できないせいです。ストレスの根源を整理し、自分を楽にする思考を取り戻すことが回復への一歩となります。